日本の土壌検査はインチキと海外は評価せず

  • 2011/04/20(水) 08:26:29

日本で報道されている土壌検査値でkgあたりと表現されているのでどれくらいの深さまでの土を掘っているのか、ふと疑問に思って調べたら日本独自の方法で海外では日本のデータの解釈ができず困っているとのことだった。
国際的には土地の表面での測定するので単位表面積あたりの表示になる。
ところが今回我が国からだけは測定方法が異なり、このような数値を提供されても評価できず、困っているとのことだった。
なぜこのようなインチキといっても良い方法が考案されたかと考えるとそれは数値を低く見せるマジックであることに気付いた。
放射能性物質は地表に積もるので、汚染されてない深い土地も混ぜれば低い数値になることは自明である(あるブログによればチェルノブイルより高い値になったのでこの方法を考えたのではとの見方もあった)。
このような数値を示してはチェルノブイル(単位面積あたりの放射能)との比較もできない。海外観光客が風評被害で来ないということで説得するならば、海外でも通用する単位でなければならない。
なお、メディア関係者が誰も指摘しないのも不思議な気がする。
<引用はご自由に>

ストロンチュム90の報告は線香花火のよう(一部修正)

  • 2011/04/20(水) 06:39:51

ストロンチウム90について1ケ月後になって限定的な地域について(土壌1kgあたり3.2-32ベクレル、野菜1kgあたり1.8−5.9ベクレル)だがやっと報告が出たと思ったら、その後報告がなくなった。まるで線香花火の打ち上げのような気がした。
報告された値は30キロ圏外という離れた地点であり、しかも野菜の種類さへ書いてない極めて不十分なものだったが基準値以下ということで世論の注目を浴びなかったようである。
半減期が28年もあり、いったん骨に入ったら(周期律表でカルシウムの上段にあるのでカルシウムと間違われて吸収される)排泄までの生物半減期も何十年という極めて危険性の高い核種であるのに、放出する放射線がβ線のため一般に使われるシンチレーションカウンターでは測れない。従って、一般のヒトには簡単に測れない。更に電子線のため固有の波長もないので識別には分離が必要なので、更に特定は困難である。当事者企業と通常公的機関でしかできないであろう。
そこで同じ土壌でセシウムとストロンチウム90を測定し公表すれば一般のヒトにもセシウムの値を聞いただけでその比率から目安が付けられ便利である。今回の発表ではセシウムとの比率が1000分の1以下であり、チェルノブイルの時の10−100分の1に比べると小さい。しかし、ストロンチウムは水溶性なので、汚水での比率は高いかもしれないし、あるいは今回は炉心溶融は初期段階で終えたと考えられることからもともと構成比が低いことも想定される。また雨などで溶ければ地中に入りやすいので、時間的にも間隔をおき、面積的にもある程度広く測る必要が考えられる。もっとも汚染水や敷地内の高濃度が想定される地点での測定は既に行われているだろうから、隠さないで公表すべきである。
わずかな遠地での低い値だけでしかも土壌の全体の重量(因みにチェルノブイリでは表層から1cmごと細かく断層ごとに測定した報告もある)を測るといった粗い方法で基準値以下と発表しても科学的思考のできるヒトを安心させることはできないであろう。

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