耳なしウサギや80cm丈タンポポ、今後の発生率が問題

  • 2011/05/31(火) 20:40:33

10日ほど前、この6月頃から放射線の影響が見られるであろうものとして、異常な昆虫、異常な植物、野鼠などの奇形をあげた。DNAの塩基結合は緩やかなので放射線の影響を受け易いが、細胞分裂の盛んな器官形成期に影響を最も受け易いことから3月中旬以降に影響を受けた場合にまず小動物や植物から起こるであろうと予測した。
放射線の影響を受ける結合位置は偶発的に決まることと、損傷を受けてもほとんどの場合修復されるので、サリドマイドのような固有の症状変化はなく、どんな変化が起こるかは誰にも予測できない。このことを別の言い方にすれば、耳なしウサギが何例もということでなく、耳なしウサギのように滅多に見られない変化が現れたら、そのようなくくり方でカウントする必要がある。
動物は多産なので上述のような機構により、サリドマイドとは異なり同腹仔でも1匹にしか現れないことがほとんどであろう。但し、第二世代(孫)の代では多くの場合、起きた変化は遺伝の法則に従って受け継がれていくであろう。
放射線障害の影響がが大きければ初期に恐らくアポトーシス機構により排除される。従って、同腹仔の出生数の減少(個々のケースではわからず、統計上でしかわからないが)というようなことまで意味があるだろう。
<今あまり正確に思い出せないが、染色体の数の少ないある種の花の場合、特徴的な変化が起こるという記憶もある。 ただし、そういう例は例外的なものだと思う。> ⇒<>内文章訂正:ムラサキツユクサという花の雄しべの発達中に放射線を照射(実験で)すると雄しべの毛の色の違ったものができるそうです。このとき1rem(10mSvに相当)以下の低線量まで比例関係が成立したそうです。この場合は実験室で雄しべのある時期に照射ということであったので起こる現象も再現性があったと思われる。自然界ではこのようなコントロールはできないので予測不可能が正解といえる。
いずれにしても動植物の奇形の要因はさまざまなので、ある程度の例数がなければ放射線由来か否かの判断は難しいと思う。
しかし、チェルノブイリの時代と異なって、今はインターネットがあるので、観察した当人だけが正確な情報だけを発信し、その事実を積み重ねて、良く整理すれば、人類共通の財産になるであろう。

<引用はご自由に>

日本の土壌放射能測定(2回以降)は無茶苦茶だ!

  • 2011/05/31(火) 12:23:22

放射性物質は地表に積もるので地表表面で測るのが合理的である。測定を手動でする場合も計測機を動かすだけで良く簡便にできる。更に、特殊装置を使えば、車や飛行機からも測れるので、広範囲の分布状況も迅速に測れる。世界で一般に行われている方法である。
ところが日本では土地を掘り起こし、測定場所まで持ち帰り、重量と放射能を測定するという手間がかかる方法を採用している。この数値を提示しても単位が異なるので各国との比較もできない。
アメリカのアルゴン国立研究所の核研究者のShih-Yew Chen氏は日本でセシウムのキログラム当たりの数値を、世界で一般に行われている平方メータへ換算(降ったばかりのこの時期ではセシウムが2cmより深くないと仮定)するとき50倍した。
この記事を読んでから私はBq/kgをBq/平方メータに換算するときの係数を50にした。
ところが2回目以降の測定数値は滅茶苦茶だから換算など不可能なことがわかった。こんな数値を公表されたら真面目に考えているヒトほど大きな損害を受ける。

今日の新聞で、原子力安全委員会(斑目委員長)が測定場所や測定方法の改善を提案したとの記事が掲載された。
その内容を見てびっくりした。土壌汚染は限られた範囲で40回以上も試料を採取したために、表層の汚染土地を含まない土地の測定をした可能性もあるので、現在の毎日の測定から1~3ヶ月の間隔に大幅に減らし、各地点でも複数の土地を採って混ぜるようにすべきとのことだった。
こんなことは測定を取りまとめ部署がすぐ気付き、対処すべき内容であった。ロボットが勝手に測定し、人間を介さずデータを公表していたのとなんら変わらないようなことを給料をもらっている人間ができるのか不思議に思った。
原子力安全委員会がこんな些細なことまで助言しなければならないとは何と情けないことだろうと思う。

楽天社長の経団連脱退を支持

  • 2011/05/29(日) 08:50:17

楽天の三木谷創設者が経団連脱退をほのめかす内容をツィートされたが脱退を支持する。
戦後復興期には欧米のキャッチアップで良かったし、そういう時代には経団連の存在意義もあった。しかし、この20年来の日本の低迷期に経団連は一体どんな寄与をしただろうか?既得権益を守るだけのまるで老人クラブのように思えた。

ツイートの中で電気事業を再編する好機なのにという文言があったが、そういう思いを実現したければ、現状の経団連では考えること自体が無駄だと思う。

実際コンビニ業界で使用する日本の電気料金は海外の3倍も高いと聞いたことがある。ところが日本の電気料金を海外と比較しようと、グーグルで検索してもこういう検索からでてくるのは役所の外郭団体であり、信用できない。電気料金を先進諸国と比べたら大体2倍は高いことは間違いないであろう。発電と送電の分離など絶好のチャンスと思う。

明日の日本を担うのは国際感覚に秀でた三木谷社長のような若き実業家と思う。
ぜひ自分の思いを実現していただきたい。

生物半減期を考慮したセシウム137の被ばく量の簡易計算法→

  • 2011/05/28(土) 15:17:54

テレビ報道の解説者はセシウムのように生物半減期が110日もあるものでも毎日100Bqの野菜を1kgを1年とっても全然問題ないと説明し、その解説を聞いていると、摂取量と日数をかけるだけであり明らかに体内蓄積の概念が欠如していたのでびっくりした。この間違いはいつか指摘しなければという思いがあった。しかし、指数関数の計算もできる環境にはなかったのでそのままになっていた。半月くらい前に家にある電卓で計算しても近似値を求められる簡易計算法を思い付いた。しかし、私は単調な作業が苦手で、そのまま放置してきた。電卓を用いた計算など風邪で寝込んだ今がチャンスとの思いで計算したしだいです。

設定条件:
 セシウム137を毎日200Bq/Lを100日摂取
<水道水の基準値は200Bq/Lであり、お茶などで飲むだけでなく、味噌汁やご飯など濃縮されるケースもあり、そのほか、野菜、肉、魚など500Bq/kgであることから十分起こり得る量である。>
●セシウム137の生物的半減期100日とする。
  <70日から200日まで幅があったが切の良い数字採用>
●セシウム137の物理的半減期は30年と長いので100日の間では減衰を無視する。
●セシウムの吸収率は100%と見なす。どの文献でも一致

計算方法                          小計
1日目   200Bq                      200
2日目   200 + 前日の残り分200x199/200=  399
3日目   200 + 前日の残り分399X199/200=   597

99日目   200 + 前日の残り分15536x199/200= 15658
100日目  200 + 前日の残り分15658x199/200= 15580
100日目のセシウム放射線量約1万6千Bq               
 
100日目における総線量は約1万6千Bqとなる。
シーベルトとベクレル換算が良く行われるが、この際、物理的半減期は加味されているが生物的半減期は無視されている。

⇒数学は微分も積文も忘れてしまったので上述の近似式を考えたが、微分式で求められることがわかりました。値は近似式の数値とそんなに変わらないのでそのままにしておきます。エクセルなどで自動計算できる機会ができたとき改めて計算します。

祝福島の子供被ばく量1mSv/y目標

  • 2011/05/27(金) 15:58:07

今日は数年に一度しか引かない風邪で寝込んだが久しぶりの明るいニュースなので書く。

職場環境上内部被ばくの低いと想定される東電社員の大人の女性が3mSv/yで経産省から東電が訓告を受け、一方、文科省は子供で、しかも内部被ばくの高い環境下で最大20mSv/yにするというのは、いくら管轄する省庁が違うとはいえおかしいので、小学生の足し算もできないあきれる行為だと前回書いた。

きっと福島のお母さんたちの必死の運動が輪の中心であり、周辺にはノーベル医学賞受賞者団体によるニューヨークからの警告など、世界の支援、国内からの多くの支援も、そのほか昨日のブログに書いたように森ゆう子議員による、文科省の返事では内部被ばくの比率は2,3%というツィッターも後押ししたかもしれない。いずれにしても全ての力が結集して成果をあげたことを喜びます。

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