3.11後の自然エネルギー転換

  • 2011/05/04(水) 10:49:28

今日の東京新聞17面に環境エネルギー研究所長の飯田哲也氏が2020年までに自然エネルギーを現在の10%から30%まで導入することは可能であり、その結果2020年には原子力発電を全廃しても電力供給の面でほとんど問題は起こらないとの記事であった。同氏は元原子力関係の技術者であっただけに説得力を感じた。問題は政治と政策を変えれば可能とのことだった。
3.11を教訓にできないならば福島のヒトの犠牲は報われないであろう。
<引用はご自由に>

原子力発電が安価は作文、実際は高コスト

  • 2011/05/04(水) 09:47:21

日本の家庭用電気料金は諸外国に較べて高い。産業用は割り引いているがそれでも大手製造業では自家発電を行っている。これは日本の電力が高コストであることを意味する。
原子力発電により日本の電気料金が本当に安くなっているならば、大手製造業が何故自家発電設備を持つかと疑問をもっていた。
原子力発電の安全神話は東日本震災により崩れた。しかし、発電コストは安価だと信じるヒトはまだ多い。これは架空の神話にしか過ぎない。
何故ならこのコストは実際のコストではなく仮定のコストから作成されたものであった。
立命館大学の大島教授(4月30日、東京新聞20頁)は電力会社の有価証券報告書という公的書類から最近検証したところその値と、政府の税金として支出された原発推進コストを加算すると倍になると発表した。それから原子力発電に伴って発電される揚水発電コストまで加えると火力発電より高コストとのことであった。従って、原子力費用が低コストというのは洗脳するために考え出された神話にあることが明らかになった。
その上、放射性物質の廃棄もままならず、その処分費用も膨大である。更に今回の事故処理は膨大過ぎて、まだ推測さへ不可能である。本来は事故保険費用として保険をかけ、保険金も発電コストに含めるのが合理的である。
一方、自然エネルギーの太陽電池の製造費用は年々下降しているので発電コストの逆転も時間の問題である。世界全体で見れば自然エネルギーによる発電能力は昨年度原子力発電を抜いた。このような高コストで割が合わない原子力発電を福島原発の検証も不十分なまま原発推進の動きは衰えない。
世界は福島の原発事故を教訓に一斉に見直しに入ったのに、世界一危険な原発といわれる浜岡原発を9月には再稼働しようとしている。
いつ来てもおかしくないといわれる東海地震の真ん中で最悪の事故が起これば東京から名古屋まで壊滅的な被害を受けるのになぜ反対運動が盛り上がらないのか不思議な気がする。
今、世界はスマートグリッドの構築に動き出したのに日本は旧態のままであり遅れている。後5年もすれば世界との落差は明白になるであろう。
もっとも、落差がついて目標を明確に設定できるようになればキャッチアップで追いつくことは日本のお家芸なので可能だと思うが。
しかし、それでは後追い国家でしかない。
<引用はご自由に>

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