河野議員内部被ばく測定機を生徒に提案:賛成

  • 2011/06/04(土) 21:24:39

自民党の河野太郎議員は原発反対派議員として海外でも有名な議員である。先生のブログに内部被ばくを測定する機器のことがあり、私はこの装置を初めて知ったので興味を持って読んだ。その装置について紹介します。

名前はホールボディカウンタ(WBC)といい、全身をスキャンして、体内に取り込まれた放射性物質から放出されるガンマ線を計る機械で、立ったまま(椅子型や遮蔽室内にある精密型)などあるそうである。セシウムやヨウ素はガンマ線を出すために、この機械でガンマ線を計ると、セシウムやヨウ素による内部被曝の量を計ることができる。
プルトニウムはアルファ線なので、遠くに飛ばないので、別の専用装置が必要になり、この場合鼻の粘膜や尿などの試料を採取して測定する。
全国に、少なくとも32台このホールボディカウンタがあるとのことです。国立研究機関などや原子力関連施設が立地する都道府県にある医療機関などにある。

そこで考えられたのがこれを事故現場近郊の生徒から測定に使えばという提案で具体的な実施方法の手順もあり良い提案と喜んだ。
WBCはこうした事故でもない限り使われることはない。だとすれば、二次被曝医療機関にとってはこの測定機を使う練習にもなるはずだ。
文科省にこうした提案をしたが、できない理由はないとの返事だったそうである。
従って、実現するか否かは高木文部大臣次第と思う。大臣の決断に期待する。
今や民主党も自民党もない、同じ理念を持つ政治家が手を携え、実行あるのみと思う。

観光客回復には国際的視点での基準を採用せよ

  • 2011/06/04(土) 19:57:57

福島原発事故から訪日外国人が激減し、もうすぐ3ケ月になるのに回復の兆しは極めて緩やかである。この理由として観光業界では風評被害をあげている。確かに日本からの迅速で正確な情報開示が少ないことも大きいが、国際基準から外れた放射性物質に対する安全基準が根底にあると思う。

観光客を呼ぶ時、飲料水が安全だということは必須の事項であると思う。
昨日のブログにも書いたが、日本の水道水基準は原発施設からの排水基準より緩やかである。従って、日本の水道水基準に合格したからといって安全でないので飲まないように関東地区の自国民にアメリカ大使館は通達している。インターネット時代において、この事実を隠しとおせるものではない。従って、WHO(世界保健機構)基準の10Bq/Lに可及的すみやかに戻すべきである。

次に旅行者は食事もするので放射能の面に関しても安心を担保しておく必要があろう。学校の被ばく問題で1-20mS/yが論争になり、良い方向で決着できたが、これはあくまで外部被ばくの問題に過ぎない。国際放射線防護委員会(ICRP)のリスクモデルは、イギリスを中心とする原子力発電所汚染水事故などで発生した放射線障害を、特に低線量における内部被曝を全く説明できなかった。そこでヨーロッパでは医師・科学者を含む専門家の結集によりECRR(欧州放射線リスク委員会)が 2003年に「放射線防護のための低線量電離放射線被曝の健康影響」という報告書を提示し,更に2009年5月ECRRはレスボス宣言を行い、内部被ばく問題を解決した。
我が国の原子力行政は内部被ばく問題を解決できないこのICRPのリスクモデルに依存していたため、基準値が甘くなったと思う。
今回の原発事故でシンガポールや東南アジアの各国までも我が国からの食品輸入に関して、100Bq/kgの厳しい基準を課すようになったのは学問の進歩に応じた当然の結果といえよう。
このような内部被ばくの問題が浮上したからには我が国もセシウムのレベルを500Bq/kgからアメリカの170Bq/kgレベルに速やかに下げ、引き続き100Bq/kgを目標にすべきと思う。
このことは国民の健康上からも急がれていることである。

次に旅行者は各地を旅行するので放射線マップのようなものを作っておけば便利であろう。その時の単位はBq/平方メータでなければ外国人には理解できないし、実用性もない。一般の日本人にとっても地面深くの放射線濃度を知る必要もないので手間がかかり、2回目以降の数値に信頼のおけない重量測定は即刻廃止すべきである。
まず、足元をかため、宣伝はその次のステップと思う。
<引用はご自由に>

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