福島原発事故は現時点でチェルノブイリの1/3規模か。

  • 2011/06/07(火) 17:40:29

原子力・安全保安院は6月6日福島原発事故の1号炉のメルトダウンは地震発生後5時間後におきたと発表した。先日東電が訂正発表したものは15時間後だから10時間も短くなった。よって、これ以上短くなることも考えられず、ほぼ最終版かと思うので、この機会にチェルノブイリと比較した規模および、5時間後にメルトダウウンしたならば可逆性と不可逆性の分岐点に達する時間は極めて短く、それに耐えられる体制が必要と思ったので以下書く。

チェルノブイリ原発事故で排出した放射能の量は520万テラベクレル、即ち520京ベクレルである。今回保安院はその後の放出も加え空中に85京ベクレルと見積もった。これとは別に海水および地下水(情報はないが)を全部あわせれば同じくらい考えられる。総計すると170京レベルとなりチェルノブイリの約1/3の規模とみなせる。
1−3号機はすべて炉心と連ながっているので冷却水を通じた高濃度汚染水は出るが、汚染水の処理が順調にいけば時間と処理費はかかっても最終的にチェルノブイリの1/2位の規模で収束できたら是とすべきと思う。

次に5時間後にメルトダウンということは操作で回復可能な許された時間はたった2,3時間かもしれない。一方、事故と判断するまでも20分程度かかるかもしれない、責任者はすべてを把握した上、30分くらいで決断しなければならないと思う。また事故は深夜に起こるかも知れない。更に原子核のような極微の世界で起こる事象を制御できるのは量子科学を学んだヒトにしかできないと思う。とすると全権をもってできるヒトは原発所長かその代理しかいないように思える。社長は外部や全社的に、首相は予算、自衛隊などの動員とか国民の避難指示とかになると思う。

今回の事故の検証をしっかりと行い、今回のような事故は2度と起こさない体制を早急に作っていただきたい。
<引用はご自由に>

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