再生エネルギー投資に遅れる日本

  • 2011/07/08(金) 09:54:12

今日の新聞報道によれば2010年の1年間の世界における再生エネルギー関連の投資は過去最高の2110億ドルと前年より32%も増加した。
一方、日本の再生エネルギー投資は33億ドルで全体の約1.5%を占めるにすぎなかった。一方、私のメモによれば昨年の日本のGDPは8.7%を占める。この落差は極めて大きいものである。
しかも、日本の電気料金は海外に比べて2-3倍高い。

諸外国は猛烈に再生エネルギーにかけているかがわかり、日本が如何に再生エネルギー開発に不熱心かがわかる。

国際エネルギー機関(IEA)は福島原発事故を受け、2035年までに世界で新増設される原発の発電量について「360ギガワットを見込んでいたが、180ギガワットに落ち込む可能性がある」と想定より半減する見通しを示した。

昨年の32%投資額増は福島原発事故が起こる前であり、世界の投資額は今年後半から更にすさまじい勢いで増加するであろう。

昨年の太陽光発電のトップ企業は中国のサンテックであり、5位以内に日本メーカーは1社も入っていない。因みに6,7年前トップは日本企業であり、5位以内にも何社か入っていた。

先日NHKクローズアップ現代で見たが、5角形(?)くらいのイカダのをつなぎ合わせた円形枠の中に風車を入れ2−3倍に発電力を増やせる装置を九州大学で開発した。そのほかいろいろの世界をリードできる技術があるが、世界に売り込むには国内で実用化した装置で説得する必要があろう。今ならまにあうので、大幅に再生エネルギーに方向転換していただきたい。

元東大総長の小宮山先生がまず、今日本が直ちに取り組むべきは省エネルギーだという記事を読んで感銘したことがある。
今夏目指すべきは冷蔵庫とか、旧式電球とかエアコンとかどんどん省エネ型に買い替え、またエアコンの設定温度を少し緩めるとか全力をあげるべきである。

海外では既に廃炉になって使われないような耐用年数を過ぎた、いつ壊れるかも知れない古い原子力発電所の再開など考えるべきではない。

ストレステストも経産省が考え、経産省が合格を出すような最初から答えが分かっているような茶番であってはならない。

<引用はご自由に>

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