キノコは放射能検査したものだけを食べるべき

  • 2011/09/04(日) 12:39:09

昨日福島県の棚倉町で野生キノコのチチタケから1キロ当たり2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたとの報道があった。県農林水産部は「どうしてこれほど高い値が出たのか分からない。」との報道があった。

チェルノブイリ事故の勉強を全くしてないことにびっくりした。
キノコは手に取り持つことができるため微生物とは思えない。しかし、手に取る部分は土壌中の菌糸が胞子形成のために作った子実体と呼ばれる構造部分である。つまりキノコの本体は菌糸であり、この菌糸は肉眼では確認できないために微生物に分類される。
 
チェルノブイリ原発事故以降、環境中の放射性セシウムの挙動について様々な研究が行われてきた。その結果、土壌に蓄積した放射性セシウムが特異的にキノコ(子実体)に取り込まれ、濃縮されることが明らかとなった。
例えば、福島よりはるかに放射性セシウムの降下の少なかったドイツのバイエルンの森でも4万ベクレル/kgを超えるキノコが採取され、チェコスロバキアでも3万ベクレル/kgを超えることが報告されている。従って、セシウム137の降下量の多かった福島県で高濃度の何万ベクレル/kg値が出ることは予測された範囲内である。

このようにキノコ類では他の食品と異なって何万ベクレル/kgという値が出ることがあるので、すべて検査したものだけを食べるようにしなければ安心できない。
そういう意味で早急に検査体制を急ぐべきである。ベラルーシなどでは市民が手軽に測定できるところが身近にある。
我が国でも早急に体制を作るべきである。
<引用はご自由に>

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