「東北の野菜、健康に害」中部大教授発言:支持

  • 2011/09/08(木) 08:24:56

タイトルは今日の新聞記事からです。場所は一関市で、子供からの質問に対する回答なので単純で明快が良い。

武田教授の話は全てICRPに基づいているように思えるが、その理論では子供などに対する計算式がなかった。そこで、そのことも考慮に入れ、女性や子供の立場に立って、精力的に活躍されていて人気の高い教授と思う。

一関市は直接被ばくだけで、年間5mSv位にはなるのでそれだけで子供にとっては限界なので、これ以上避けるべきとの考えで発言されたと思う。
東北地方でも安全なものもあるし、安全でないものもあるが、現在は500ベクレル/kg以下の数値の記載がなく、検出されずだけである。
このような状況下にあっては、子供に分かりやすい説明という意味で「東北の野菜、健康に害」と話になった筈であり、そういう意味では間違いではない。

もし、ベラルーシのように測定数値が表示されていれば恐らく10とか20ベクレル/kgの数値を話されるような気がする。
怒りの矛先を武田先生に向けるべきではない。それでは子供の健康問題という基本の解決にならない。
農家の苦労は理解できるが、目指すは子供の健康確保でなければならない。
国も農家の方も500ベクレル/kgのような高い値を下げるか、あるいは測定した数値を表示できるような体制を作るかどちらかを早急に作っていただきい。農家の方には当然補償がなされなければならない。

被曝はあらゆるルートから入るので足し算になる。今の暫定数字に合格するか否かの表示では、子供の健康を考えたら到底受け入れられない。
本話題を基に議論が一層活発になり、新たな取り組みを期待する。

日本では内部被ばくに全く対応できないICRPモデルを基準に考えるヒトがほとんどだと思う。内部被ばくに関してはあまりにも不勉強なヒトが多すぎると思う。
私は4月から5月頃にかけて何回かにわけて、気道を介して肺に入るルート、食道を介して腸管から入るルートについて詳しく書いてますので興味のある方はお読みください。

終わりに、米、英の原発事故裁判でICRPモデルは40連敗中である。
これはDNAが発見される前に考え出された、内部被ばくに適合できない古典的なモデルであることを証明している。

21世紀に住む私達は最近進歩の著しいゲノム科学も取り入れ、最先端の科学知識を持たなければならない。
放射性セシウムの降下量が1万倍も違い、戦争中の異常事態に発生した原爆の事象だけを頭に入れて行動すべきではない。
<引用はご自由に>

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