農作物中のセシウム濃度は土地の濃度と関係している

  • 2011/10/18(火) 14:51:59

昨日のNHKあさイチのテレビ報道を見てびっくりした。福島の須賀川の自家栽培野菜を摂取する農家で3度の食卓に出た全ての食品を1日ごとにまとめ、1週間計測した結果、6日間ゼロベクレル/kgでたった1日だけセシウム134が3.66ベクレル/kgだったのでほぼゼロレベルとみなしても良いと思った。

何故なら、ある土地から収穫した農作物中の放射性セシウム量はその土地に降下したセシウム量と無関係とは考え難いからである。
従って、本来は放送する前に、すぐにでもそのお宅の野菜畑の放射性セシウムの濃度を測定すべきだった。福島県の平均的な値なのか、低いのか、高いのかを含めて、公共放送なので確かめておくべきだった。

政府も早急に調査し、放射性セシウムの作物濃度と農地汚染度は全く無関係であるかを確認すべきである。特殊農業技法を持っているならば、何億円払っても教えていただく価値がある。何故なら、除染作業で最も困難な農地の除染作業など一切不要になり、今後は住宅地域の汚染対策で済むので、何十兆円の経費節減につながる。

また郡山市の地元野菜をかまわずに食べている家庭でも1週間ゼロレベルだったことである。この場合は検証法がないが、確率的に極めてまれなことがおきた。即ち何と幸運な1週間が生じたことと思った。ホールボディカウンターで測定した結果の値が50ベクレル以下の数値(この数値はヨーロッパでで陽性と陰性の境界値)が示されたならば、6か月も幸運が続くことは考え難いので、信じなければならないと思う。

レベル7になるほど大量に放出された放射性物質の多くは福島県に降下したのに、福島県の食物がゼロということは非科学的であり、たまたま福島県でも放射性物質の降下のないところあるいは、他県産の野菜がたまたま買えたということであり、1週間の間、たまたまそういう幸運に恵まれたことを意味する。
出演者がいうような福島の野菜が放射性物質ゼロを意味しなく、原因不明の偶発的事象が起きたと考えるべきである。

次に東京の2家庭、北海道でわずかな放射性セシウムが検出されたが半減期2年のセシウム134だったので、福島原発由来なことは間違いないであろう。愛知県より西になると降下した量も減り、北海道もほぼ同様だと思う。そのために出たのか、西日本と東日本で野菜が移動しているのだろうか?それとも汚染された腐葉土などがばら撒かれていたためだろうか?よくわからないことが多い。
広島のゼロの報告については、福島から遠いこと、野菜などの交流も少ないであろうとも考え、本件についてだけは何ら疑問も持たなかった。

最近でも市民測定所(参考資料1)の結果では、個々の野菜では出ている。
個々の野菜、穀物であるのに、それらを足し算すればゼロになることは論理的にありえない。いずれにしても、飲料水、ジュース、牛乳、魚、肉など口を介して摂取する全ての総量に関して、民間の検査所も含む多くの機関で実施し、確認されることによってのみ今回の報道の真偽が判定されるだろう。

参考資料1. http://www.crms-jpn.com/mrdatafoodcat/food_vegetables.html

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