園児体重増加、昨年の1/4はDNA修復時の増殖停止か

  • 2011/11/12(土) 09:52:25

先日夕食時NHKテレビを見ていたら幼稚園児の体重が増加しないという話題があった。
小児科医や大学教授のコメントは室内の運動でなく、外の運動が重要だと解説していたので、こういう見方があることを否定しないが、極めて可能性の低い視点からのコメントと思った。しかし、ブログに書こうと思っても、もう良く覚えてないので困った。ここでもkikochanのブログ「」に助けられたので感謝一杯である。

「福島県郡山市の幼稚園児240人余りについて、ことし6月までの1年間の体重の増え方を調べたところ、去年の同じ年齢層の4分の1程度にとどまっていたことが分かり、
調査した小児科医は「原発事故で外遊びができず、食事の量が減るなどしたのではないか」として、追跡調査の必要性を指摘しています。」

昨年と今年の違いは確かに運動場での遊戯でなく室内に切り替えたことなので可能性の一つに挙げられるが、それなら給食の食事量がどれだけ減ったとか成長ホルモンの血中濃度を測定するとか具体的な数値の裏付けを取るべきと思った。

昨年と違うことは放射線であり、内部被ばくを受けた可能性を考えられる。
DNAが損傷を受けると直ちにDNAポリメラーゼなどにより修復活動が起こるが、この間細胞の増殖活動は停止し、通常数時間内で修復が終え、細胞の増殖活動が再開する。しかし、内部被ばくでは絶えずDNA損傷が続き、なかなか細胞の増殖活動に入れない。このことが体重増加抑制につながった可能性が高いと思う。
またチェルノブイリでも園児の体重減少が観察されているがこのような理由であろう。

もう一つは放射性粒子による腸管の絨毛細胞の壊死に伴う下痢である。下痢については誰でも明らかに観察できる項目なので、記述の報告がなかったことは、この現象が起きてなかったことだと思う。

そのほか甲状腺ホルモンの分泌亢進も考えられる。しかし、これも甲状腺腫大や頻脈、眼球突出、振戦(手の震え)といった小児科医の先生が診ればすぐわかる兆候なのでこの可能性も否定されるであろう。

考えればまだいろいろな可能性が考えられるが、大人の一時的体重減少と幼児の発育不全は全く別の事象と考え、根本的に解決すべき課題と考える。
安易にその原因を精神論にすり替えるべきでない。世界に通用する説で解説していただきたい。

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