乳児用粉ミルクからセシウム最大30.8ベクレル/kg

  • 2011/12/06(火) 23:53:47

数時間前、次の報道があった。詳細は明日の新聞に載るかもしれない。

「明治:製粉ミルクからセシウム、40万缶を無償交換の方針−共同
12月6日(ブルームバーグ):食品大手の明治(東京)が製造、販売する粉ミルク「明治ステップ」から、最大で1キログラム当たり30.8ベクレルの放射性セシウムが検出され、約40万缶を対象に無償交換する方針だと共同通信が報じた。詳しい混入経緯は不明だが、同社は東京電力福島第一原子力発電所事故に伴うものとみているという。同社の調査で分かったという。」

専門家は水で薄めて飲むから、飲むときの濃度は更に薄くなるとか、赤ちゃんは排泄が早いので、心配ないと話している。
確かに2項目についての記述に間違はない。しかし、心配がないとは断言できないであろう。
その理由は生まれたばかりの赤ちゃんの細胞分裂は盛んなので、それだけ被ばくの影響が出やすい、体重あたりで5倍は被ばく影響が大きいみるべきである。

解説者のなかにはときどき体重を無視して、赤ちゃんの飲む量は、大人よりはるかに少ないから、体の中に入る総量はたいしたことがないと解説するヒトもいるがとでもない間違いである。特にセシウムのように全身に分布する場合は同体重に換算して比較すべきである。

赤チャンの食事はほとんどがミルクであり、しかも1日に何回も飲み、ミルクを飲まない日はない(母乳を飲まない場合)。母乳を飲まない赤ちゃんではこのように生まれてから1年間はほぼミルクで育つのに対し、大人は多くの食材を摂るので放射性汚染食品摂取の頻度は少なくなるであろう。

放射性セシウムは外部被ばくではベータ線の影響がほとんど見られないのに対し、内部被ばくではベータ線の影響が強く表れる。

更に被ばくの影響は個人差が大きいので、同じ被ばくをしても個々のケースで大きく異なるであろう。

買い置きしてある粉ミルクがあれば製品をチェックしておくべきと思う。

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