島田市がれき試験焼却に関するアドバイス

  • 2012/01/15(日) 13:24:09

静岡県島田市のがれき試験焼却につて、焼却灰の分析をして是非を問うようにも取れる新聞報道だったのでその問題点について書く。

まず焼却がれきの放射能を正確に把握することが求められる。この測定がいい加減だと全体が狂う。従って、放射線測定の専門家も当然関与する必要がある。例えば同一瓦礫を複数の専門家が測り、測定誤差を求めておくことが重要である。その結果、測定誤差が大きければ、瓦礫を細く壊すとかあるいは、無放射性瓦礫に一定量の放射性セシウムを混ぜる必要なども考えられるであろう。

燃えた場合の最も重要なことは空気中に飛散する量がいくらあるかである。しかし、この空気中への飛散は測定が難しい。
放射線物質の線量は焼却温度によって影響を受けないので、引き算が可能である。
即ち、焼却灰における量と除去フィルターに捕捉された量を引き算することにより飛散する量を算出することが簡単で良い方法に思える。

従って、焼却灰の濃度が低くて、捕捉量も少なければ、大半は飛散したことになり、これこそが世界のヒトが最も恐れる問題である。
もし、島田市の試験焼却を考えたヒトが焼却灰の濃度が低ければ良いともし考えたなら、その思考は正反対である。

捕捉されず空気中に飛散した場合、風の影響も大きく受けるし、拡散続ける気体濃度から全量など計算できないであろう。流体力学の知識のある放射線専門家の知恵で解決できればよいが。

焼却機の性能、捕捉する部位の空気の温度など詳細なデータの公表も当然必要である。
世界の核専門家を納得できるだけのデータを提示する必要がある。
実施する前に測定方法なども公表すべきである。
都合のよい結果が出たら公表するようならことをしたら、世界から信用されないことは自明である。

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