原発再稼働は集団自殺するようなものだ

  • 2012/04/17(火) 20:26:48

民主党の仙谷由人政調会長代行は昨日(16日)名古屋市の講演で、原発再稼働問題に関し「止めた場合、経済と生活がどうなるかを考えておかなければ、日本がある意味で集団自殺をするようなことになってしまうのではないか」と述べたとの報道があった。
これを聞いた私は、真実は逆であろうとの思いからタイトルの文面を書いた。

福島原発事故の原因は津波とされているが、津波の到来前の地震直後から放射線濃度の上昇が観察されていたことから地震による配管損傷からの冷却機能消失も考えられる。格納容器が壊れることは10万年に1回と言われていたが、過去にも震度6の地震でトラブルが続出しており、運良く今回のような水素爆発を逃れていたに過ぎないことが皆にもわかってしまった。

その上、現在日本の原発設備は初期の建設時想定した耐用年数を迎えることになる。金属材料学の専門家からも老朽化が激しく疑問を呈されている段階である。
福島原発事故は収束していず、廃炉できる時期もまだ確定せず、いつ再臨界が起き、東日本にヒトが住めなくなる可能性もある。
現在原子力発電所に使用済み各燃料を貯蔵しているが、そのプールに格納できる本数も残りすくなくなっている。このように八方塞がりなのに原発再稼働がなければ集団自殺とは話が逆だと思う。

原発推進に熱心な経団連は老人クラブ化しており、また電力業界関係者が主要メンバーであり、もっと若手の、国際性のある若手に任さなければ、日本の将来に展望が開けないように思う。

それから原発事故の影響は特に小児を中心に年々深刻化していき、放射性降下物の量および人口密度から、チェルノブイリをはるかに凌駕する被害が出ることは疑いようがないと思う。

電力不足については、現在オイルシェールガスから安価な天然ガスが大量に得られ、しかも発電効率60%にもなる。従って、短期的にはガスタービン発電所の増設が必要であろう。

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