4号機プールの核燃料棒の除去に米国の支援を!

  • 2012/04/18(水) 20:59:48

タイトルは米上院議員が使った言葉である。
今日(18日)のウオールストリートジャーナル誌(参考資料1)によれば、今月来日した米上院エネルギー委員会の有力メンバーであるロン・ワイデン議員が、福島第1原発の危機的状況を指摘した。特に4号機プールは核燃料保管プールが崩壊すれば、当初事故よりも大規模な放射性物質放出」が起こる恐れがあると警鐘を鳴らした。
 
それなのに当事国の日本の動きは遅く、危険な核燃料棒を取り出していない。米国はスピードアップに向けた支援をすべきだ。ワイデン氏は藤崎駐米大使のほか、 スティーブン・チュー・エネルギー長官、ヒラリー・クリントン国務長官、 原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長への書簡でもこう訴えている。

なお、ウオールストリート誌の概要は次のようである。
 「福島第1原発では、昨年3月11日の地震や津波による停電を受け、原子炉3基でメルトダウンが起こった。同3基の核燃料の多くは溶けて圧力容器の下にたまっていると考えられている。悪い状態だが、少なくとも容器が放射性燃料と外の世界を隔てている。  ただ、事故のとき保守のため閉鎖されていた4号機では、核燃料棒はこうした容器の中ではなく、屋上のプールに保管されていた。この「使用済み燃料 プール」の水が、燃料棒を低温に保ち、外の世界から遮断
しているのだ。しかし、水が漏れたり、地震でプールが崩壊したりすれば、この燃料すべてが外の空気にさらされ、過熱し、大量の放射性物質を放出するだろう。他の原子炉にも使用済み燃料プールはあるが、量は比較的少ない。

東京電力の広報担当者は書簡についてコメントできないと述べ、同社としては行程表を着実にこなすことしかできないと説明した。外務省はコメントを控えた。

 地震研究者は巨大地震が3年以内に70%の確率で来ると予測していることから極めて高い確率で東日本が壊滅する恐れもあるのに、使い物にならない北朝鮮の人工衛星などにエンルギーを使うよりはるかに重大なことことに対し、なんとのんびりと構えているだろうかと呆れる。
費用面から見ても、3千万人の避難など何百兆円あっても補えないので第一の優先課題で取り組む問題であるといえよう。

今日本政府が緊急にしなければならないことは4号機プールの補強と同時に、核燃料棒の移動であり、自ら提言すべきことは自明であった。こんな事まで外圧に期待(アメリカ、カナダの太平洋岸地域に住む住民が放射能汚染で大打撃を受けるのでその防御が真意としても)しなければならないとはなんと情けないことだろうと思った。

参考資料
http://jp.wsj.com/Japan/node_428640?mod=WSJWhatsNews

HOME |