高速増殖炉「もんじゅ」、スパコン「京」、戦艦「大和」は同根だ

  • 2012/07/07(土) 04:02:47

上記は日本が世界に誇れる技術だとマスメディアが強調するがために、多くの国民は信じこまされているが。実態は、日本沈没を加速させる悪魔だ。

上記三件が考え出された時代において、発想時点でのアイディアは良かったかもしれないが、その後の時代の変化や、プロジェクトの問題点が明確になった時点で方針転換が図られるべきだったが、軌道修正や撤退がなされなかった点が問題だ。
これこそ、わが国の官主導プロジェクトに共通する最大の欠陥システムであるだけでなく、「もんじゅ」などまかり間違えれば日本沈没に至る極めて危険なプロジェクトだ。

世界最大の戦艦「大和」は処女航海にて敵機により沈没させられ、何ひとつ成果をあげられなかった。戦前のことなので失敗例としてだけあげるだけで説明は省く。

スパコン「京」はゼネコン業界のために作られたプロジェクトではないかと揶揄されるほど巨大な建物を建造し、一千億円以上の国費を投じて計算速度世界一達成を目標に作られたスーパーコンピュターである。事業仕訳で蓮ぼう大臣の2番ではだめですかという質問ですっかり有名になったプロジェクトでもある。大臣の質問が悪かったのでオリンピックを連想させてしまったが、型にはまった計算式でのスピードが一番でも価値は小さい。世界の潮流は電力消費あたりの速度も重視されているし、スパコンの大きさ(ラック数ではIBM製品より9倍もある)も問題であろう。本器1台で福島原発1号機の原子力発電量の2割を消費するモンスターなので民間企業で買えるところがあるだろうか? しかも、今月正式運用がはじまったら、計算速度面でもIBM製品に大きく差をつけられてしまった。しかし、一番問題になるのは、運用面での成果であり、膨大な投資を納得させることのできるのは実績で示すこと以外にないと思う。本プロジェクト関係者は運用面での成果を示す事に全力を尽くしていただきたい。

なお、次世代のスパコンは速度を追うために、量的に沢山のコンピュータを並列に接続するだけでない、量子コンピュータのような画期的な製品に投資すべきと思う。

地震国日本に50基以上の原子力発電があるのは異常であり、地震によりいつ第二の福島が起こるかも知れず危険極まりない。
地震がなくても危険なのは高速増殖炉もんじゅである。これについては昨年9月ごろ世界の現況も含め連載でブログに書いたので読んでいただければと思う。

減速材にしようしている液体ナトリウムが極めて反応性にとみ人間による制御ができなくなることである。このため、一番進んでいたアメリカもフランスも20年くらい前に諦めた。世界で日本だけが諦めないが、もっともここ20年来失敗続きで実質的な進展は全くないが毎年予算を確保している。展望がないので全くの無駄使いだ。
試験運転中でも突発事故が起これば、水で冷やせる軽水炉と異なって、液体ナトリウムでは制御できないので、シビアアクシデントに至るであろう。最悪のケースでは日本沈没に至る。一刻も早く正式に撤退を宣言すべきだ。

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