政府のエネルギー・環境会議の意見聴取会もアリバイ作りか

  • 2012/07/15(日) 11:52:30

昨日さいたま市で始まった政府のエネルギー・環境会議の意見聴取会は、抽選で選ばれた九人以外の発言は認めず、政府への質疑もないまま二時間足らずで閉会した。とのことだった。
検察審査会よりも参加者もおり内容も明確にわかるので、それより透明性が高いことは認めるが、基本的には同じだ。

従って、各発言者は意見を述べるだけであり、ガス抜きとして利用されるだけと受け取られたようである。
これでは実りある結果は期待できないであろう。すなわち影にいる事務局が人選から意見の取りまとめまで行うので、事務局の意向に沿った結論となる。

14日の討論でも「政府は国民の声を聴く気がない」。事前登録した約百七十人の参加者からは、議論のあり方に厳しい批判が相次いだ。「国民的議論というなら、参加者がどの選択肢を支持しているのか公表してほしかったし、会場からも声を拾うべきだ」。原発0%を推す浅羽さんは「運営にすごく疑問を感じた」と語った。と東京新聞で報じられている。

討論するときは同じ土俵でしなければ意味がないので、話す前に共通の土台となる論点を絞り込んでおくことなども効率的でわかりやすく良いであろう。

ドイツで原発近くで白血病患者が多いか少ないかという全国的調査をした時、統計手法を含むプロトコールを原発推進派にも反対派にも見せ、納得の上で、調査を行った。また原発の議論を進行させた主婦は反対者と賛成者と意見のことなる人を前後で発言させることによって問題点を鮮明にさせ、聞く方にも判断し易い状況を作ったそうである。

官僚任せでは官僚の意に沿う形での結論しか得られないので、国民の意見を吸収する方法を考えるべきだろう。
原発再稼働問題など国民投票に適した問題と思う。



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