原発事故後福島の子供の心疾患病死者数は倍増

  • 2012/09/11(火) 21:59:31

タイトルで倍増と書きましたが4名が8名ということなので統計的に有意差があるわけでなく、傾向が認められたという表現が正確です。しかし、後述するように来年、再来年とデータを積み重ねていけば有意差が認められるような初期データと思いました。

昨日、昨年度の福島県の10万人当たりの心疾患数がトップになったということで特に子供についての情報が知りたい旨書いた。

ところが政府統計による・人口動態統計から既に纏められた方がおられて、そ
のグラフから数値を読み取りました。 原発事故前の2010年3―12月における福島県の1―19歳の病死者数を対照群として、2012年3―12月と比較すると次のような結果が得られた。心疾患が4 ⇒8人(100%増加);感染症3 ⇒5人(67%増加)、がん・白血病が4 ⇒6人 (50%増加)、肺炎が2 ⇒3人(50%増加)、その他5 ⇒5人(変化なし)、総数は18 ⇒27人(50%増加)だった。
月別に仔細に見ると3―6月までは前年度と変わらず、7月以降になると前年度との違いが表れてきた。またがん・白血病、感染症、肺炎などはチェルノブイリでも増加が認められている疾患ですので、今後より鮮明に表れるように思えます。
但し、がん・白血病の場合には発病までの期間が短すぎるので偶発的な可能性もあります。

上記資料は全国市町村からあがってくる報告を政府がまとめたもので、疾病などの詳細な分類はありません。
厚生労働省では医療行政の基礎資料として、病院等を利用する患者の傷病状況を、3年に1回、全国一斉に調査しています。昨年が実施年でしたが、最も重視すべき福島県全域と宮城県の一部が除外されました。
これは非常に残念なことで福島県民が県を動かして強固に要望すべきものだったと思います。基礎データをしっかり把握していなければ適切な対応などできるわけがない。
共産党国家だったにも拘らずチェルノブイリ事故後子供達をいち早く避難させることができたのは、住民代表者による熱心な説得だったと聞いたことがあります。
民主主義国家では住民が主人公なので地域住民の意識が最も重要だと思います。

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