ウクライナの高汚染地区の子供は事故26年後全員病気

  • 2012/09/22(土) 09:06:33

NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」のグループの一行が今月、ウクライナのナロジチ地区を視察したそうです。
この地区の広さは福島市と飯館村を合わせた広さで、またセシウム137が50万Bq/m2前後なので、放射線の影響もざっと同じくらいとみて良いところです。
事故後16年後80%の子供が病気と言われた地区が、26年後の現在はどうなっているか視察したところ。今は全員が病気でしかも複数の症状を示す子供が多いそうです。
どういう病気が多いかというと目の障害、心臓、あとは免疫低下が非常に大きいということです。
16年後より軽減してきたかと予想して視察したのに、一層悪化してきている状況にショックを受けられたそうです。

私が小学校2年生のときで多分沖縄が陥落した時期だったと思うが、青年団員が竹薮から竹を切り出し、先をとがらせ、一人一殺と急に訓練を始めた。それを見た子供たちは青年団員の頭がおかしくなったと思った。なぜならB29爆撃機やグラマン戦闘機の空襲受け、その威力を子供たちは知っていた。

ところが、放射線の場合、五感で感知できず、その影響も何年もかけなければわからない。結局大人が学習する以外にないが、その手本もチェルノブイリしかない。
専門家が事故直後から10年以内の状況でなく、現在のチェルノブイリの状況をしっかり把握すべきだった。
昨年チェルノブイリ25周年という学術集会がウクライナの首都キエフで開催された時は、福島原発事故直後でもあり、チェルノブイリの現状を正確に把握するために最も参加が必要とされた。
ところが日本から(海外在住日本人は除く)非政府組織からの参加者などのみであった。⇒「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワークのメンバーはこの会議に出席されたそうですので訂正しました(10/15)。

今回NPOの関係者7人が訪問して得た情報は貴重であり、この結果を重視して今後の対策に生かすべきだ。

除染は学校や個々の家とか放射線測定場所の周りとかは可能であっても本当に地域に住む住民が安心して暮らせるようにできるのか、1年半経った現在徹底的に検証し、困難であると考えられたら過疎地への集団移転も、もちろんバラバラでも良いが住民自身が決め政府が補助すべきである。

しかし、子供は一刻の猶予もないのですぐ避難させるべきである。勿論汚染度に応じて優先順位は決められるべきと思う。
チェルノブイリで福島とほぼ同じ汚染度の子供が26年後に全員が病気になったことを知りながら、その汚染状況のところに子供を住み続けさせることは絶対に許されない行為だ。日本人の大人全員が連帯責任を負って、対処すべきだ。

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