想像を絶する甲状腺異常のもう一つの考え

  • 2012/10/28(日) 21:22:40

9/18のブログで福島の一部地域ではチェルノブイリの10倍くらい被ばくした可能性があるかもしれないと書いた。 ここでは別の角度から見た、別の考えについて述べる。

3月15日AM11:01 福島第一原発3号機で爆発が起きた(参考資料1)。この爆発は水素爆発と公式に報告された。しかし、アメリカのガンダーセン核技術者をはじめ多くの専門家は核分裂とみなした。その理由は核爆弾実験時に観察されると同様な閃光、きのこ雲、音速を超える上昇気流が観察されたことなどによる。この時の爆発により、三号機燃料プールに保管中のハンドル付き核燃料棒が1束しか残らなかったことも、そのすさまじさを物語っている。

核爆発が起こることは半減期7時間弱という超短期寿命のヨウ素135ができることを意味する。3月15日の核爆発後、このヨウ素135が高崎市にあるCTBTの測定所で3700億ベクレル/立方メートル(参考資料2)という異常な高濃度が観測されたことで話題になった。しかし、まもなく誤認説となり、核爆発説の否定意見が盛り返した。
⇒今朝読み返したら37000mbqと一つゼロが抜けていて、mは百万を意味するので分かり易い表現に変更しました。

高崎放射性核種観測所で観測されたデータはウイーンのCTBTに送信されているが、運営は公益財団法人国際問題研究所が運営しているので原子力村の関係団体とみなすこともできよう。従って、個々のデータなどの細工は考え難いが非常時には停電などの理由で操作される可能性がないとは言い切れない。

そういう事情があるためかこの誤認説について、あるヒトがCBTBに直接問い合わせたところ、英文では「検知されてない」ゼロという表現でなく高放射能のため精度に問題が生じたという風に書いてあったとのことである。

超短時間のヨウ素135は1週間もすれば痕跡低度になってしまうので、今さらどうしようもないように考えられる。しかし、幸いなことにヨウ素135はキセノン135となり、更に半減期230万年のセシウム135となる。しかもセシウムは環境中からの消失は遅い。
よって、今からでも、このセシウム135の測定からヨウ素135のおおまかな推定は可能である。ただし、セシウム135が年単位で消失することはないので、必要性が高まった時点で測定すれば良いだろう。

現時点では甲状腺異常は多いがそれと甲状腺がんとの相関関係はわかっていないので、まずそれらの関係を明らかにできるエビデンスの集積が大事な時と思う。

参考資料
1:http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=r3tG_E0XGck&feature=endscreen
2:http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-47.html

HOME |