甲状腺エコー検査の評価はエビデンスに基づき考察すべき

  • 2012/11/21(水) 22:41:24

オーストラリアのヘレンカルディコット小児科医は来日し、高齢にもかかわらず精力的に全国を講演している。同医師は福島の甲状腺エコー結果を聞いてチェルノブイリより甲状腺異常率の早い立ちあがり、および2名の癌患者<1名は疑い>が出たことに対し、まっさきに次の文章「日本の子供たちは相当高い線量を受けたのではないかということが言えると思います。おそらくチェルノブイリよりも高い線量の被曝を受けたと考えられます。」を話された。

こう考えるのがエビデンスにもとづく当然の考えだと思うし、私もそう考えて、いろいろ調べた結果、チェルノブイリよりはるかに超える(10倍)被ばくしたのではないかという考えを9月18日ブログに、10月28日にはひょっとしたらヨウ素135の関与もあるかも知れない旨書いたら、ヨウ素129の関与が考えられないか指摘を受けた。
そこで調べたらヨウ素の同位体は37種もあり、非放射性は一種のみで残りは全て放射性同位体であることを知り、気が重くなってしまった。といっても過去の原爆・原子炉事故で計測されたことのある放射性ヨウ素またはその娘核種に限定して考えれば良いのでそのうち、書けるかと思います。

11月10日に福島県民健康管理調査検討委員会が開催され、議事録の書きおこしをkiikochan(このブログの左端のリンクの下から6番目)がして下さっていますので紹介します。彼女はいつもとても丁寧に書いていますので助かります。
また甲状腺癌に関する質疑1および2は ⇒をクリックすれば肉声を聞くこともできます。ただエビデンスに基づき整然と説明されてないのでわかりにくいだけでなく、チェルノブイリではヨウ素不足で甲状腺癌が起こり易いということと福島の非常に早期の異常など整合性の困難な説明もあります。こういった矛盾に満ちた、わかりにくい説明になったのは、福島の子供はほとんど被ばくしてないのだから甲状腺癌にもならないという強固なシナリオが存在し、台本にしたがって話しているような気もしました。⇒朝読み直したら信念はシナリオが適切と考え修正しました。

またこの時の模様はドイツのテレビ局のZDFでも報道され、これについてはLunaticEclipseNuke22さんが日本語付きの動画をyoutubeにアップロードして下さりましたので紹介します。URLは最下段です。
時間は2分で簡潔で分かり易い動画です。この報道の中で、この説明で納得する保護者はいるだろうかという話を聞いた時、日本人として恥ずかしく思いました。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=9hSlnnAWmkU

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