原発港湾内ムラソイ25万ベクレル/kgについての考察

  • 2013/01/24(木) 23:51:16

先週、東電会見で 福島原発港湾内で魚介類サンプリング調査した結果、港湾内のムラソイの筋肉からセシウム25万Bq/kg 検出したという報告があったので、その高さにびっくりした。その席では事故直後放出された高い値の影響が出たのではとの話があったので調べた。その結果、次のように考えた。

東電報告の詳細な報告は(参考資料1)に書いてある。このことから1F港湾内に住むムラソイの筋肉からセシウム(134/137合算)25万4000Bq/kg 検出した。

魚のセシウムの半減期や生物濃縮については、笠松不二男さんの資料(参考資料2)を参考にした。ムラソイの生物半減期はわからないが魚は50日くらいが多いので50日とみなした。海水中での生物濃縮は5-100倍とあったので、海水は5-100の濃度とみなした。

この放射能の134と137の比は1対1.7であったので、原発事故直後に放出されたとみなした。しかし、生物半減期50日では1年半も経過すればほとんど消失してしまうので、最近放出された高濃度汚染水の影響や港湾内に住む小魚などを食べた結果であろうと見なした。
セシウムの生体濃縮率を5−100倍とみなせば、港湾内の濃度は5万ー2500ベクレル/L位ありそうである。いずれにしても原発周辺から湾内へ最近放射性物質が大量に流出していることが示唆される。これでは東北の漁業の再興など不可能だ。
従って、海側および陸側(地下水混入を防ぐため)と双方に隔壁を早急に作るべきだ。海洋汚染の防止は国が責任を持っておこなうべきであり、当然費用も国が負担すべきだ。

次に25万ベクレルという高濃度でどれくら生きられるのか興味があった。小さな魚で良いので、湾の海水を取り,線量を計測し、小魚を飼育するとか小学生レベル<小学生は放射線被ばくの影響を受けやすいので本当はすべきでないが、実験レベルの意味で書いた>でできるようなことまでも、何もわかっていない現状は、放射線被ばくの影響に関する知見は半世紀以上停滞していることを物語る<この箇所部分訂正>。

参考資料
1.2013.1.24東電会見の詳細記事 
 http://genpatsu-watch.blogspot.jp/2013/01/20131181730134137254000bqkg-ff.html?m=
2.笠松不二男さんの資料
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/qanda_j.pdf

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