甲状腺異常の報道管制をいつまで続けるのか?

  • 2013/01/28(月) 00:27:27

昨年4月から8月中旬までに実施された甲状腺エコー検査結果について昨年9月11日、メディアに公開された。しかし、それ以降の報道が全くなくなった。その上、「福島県民健康管理調査」のホームページ上に記載されていた8月中旬までの検査結果も密かに削除された。
そこで今回のタイトルと類似のタイトルのブログを今月8日に書き、その後も福島の子供の甲状腺異常について調べてきた。しかし、報道が消えてしまった上、ネット上での関心も急速に薄れているように思えた。

もう一度復習すると、福島には18歳以下の子供が36万人いて、4年内に全員の検査を終える予定で始まった。
従って、今年3月までに一次検査で18万人終えなければ計画遅れとなる。しかし、公表された一次検査の終了したものは8万人しかいない。その中でB判定とされた陽性者が425人出た。しかし、425人のうち二次検査が終了したものはたった38人しかいなかった。38人の内訳は10 人が問題なし。14 人が良性腫瘍と判定され、6 ヶ月―1 年後再検査をすべしと判定された。残りの14名が良性とも悪性とも判断が難しく、細胞診(三次検査と名付ける)を受けた。その結果、1人が悪性腫瘍と判定された。425人のB判定者のうち二次検査が終えたものがたった38人しか公表されなかった。残りの387人のB判定者の検査は済んでいる筈なのに、何故公表されないのだろうか? 深い謎である。
比較対照群の甲状腺エコー検査は入札制度により実施すると報道されたが、未だに進捗状況も不明である。

確かに細胞診を実施しない限り、がんと認定されることはないが、しかし、もしがんが発症しておれば一定の速度で増殖していくのでやがて隠すことはできなくなる。時間稼ぎをして何の得になるだろうか?

現在甲状腺がんを福島のこども限定で考えているが、1月12日のNHKスペシヤル、「空白の初期被ばく」を観て思ったのは、ヨウ素131の分布はセシウムとは異なり、飛散していることだった。最悪のケースになれば東日本のかなりの範囲まで広げる必要がある事態も起こりえよう、そのためにも福島の検査は前広にすべきと思っているのに、この遅遅とした検査の根本原因は一体なんであろう?

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