間違った放射線記事を現在も書き続ける新聞

  • 2011/08/23(火) 14:33:43

今日の新聞4面に3分でわかるQ&Aコーナーの質問コーナーで

「Q:原発事故で他の(放射性ヨウ素とセシウム)飛散した放射性物質は?
A::約29年で半分に減るストロンチウム90と2万4千年後にようやく半分に減るプルトニウム239なども飛び散ったが。しかし、気体になりにくく遠くまで飛散せず、原発付近でしか見つかっていない。生活する上で心配ない。」

この文章の中で、しかし以降の文章は間違いだらけなので説明する。
セシウムとヨウ素は気体になって遠くまで飛んだがストロンチウムとプルトニウムは気体になりにくいので遠くまで飛ばなかったと解釈できるが、4種全てが気体にならない。

4種の重さ(質量)はストロンチウム、ヨウ素、セシウム、プルトニウムの順で重くなる。放射性物質が遠くへ飛ぶのは空気中に飛散する粒子に付着して飛ぶのであって原子の質量よりも浮遊粒子の影響が大きい。

4核種は福島でも、東京でも、アメリカ各地(直近20年間で最も高い値)でも計測されている。高放射性粒子も原発敷地付近と飯館村はほぼ同じ濃度が測定されている<英文雑誌に発表されたものを読み次第、このブログで紹介します>。

生活上の影響を考える場合には放出された放射性原子の個数でみるのが最も合理的である。それで見ると最も多いのはセシウムで、次いでストロンチウム、ヨウ素、プルトニウムである。 

因みに放射性の壊変数であるベクレル量で放出された量の順序をみると。最大はヨウ素、次いでセシウム、ストロンチウム、プルトニウムの順である。ヨウ素が既に問題にならないことを考えればこの順での表示の価値が低いことが容易に理解できる。

現在ストロンチウムが話題になっていないのは測定が大変だから実施してないだけである。
何故なら、既に空気中に放出されたストロンチウムだけで89が2000兆ベクレル、90が140兆ベクレルである。ストロンチウムは骨に沈着し、生物的半減期が50年であり、今後測定が行われる度に深刻な状況が明らかになり、セシウムより大きな被害を与えることが次第に理解されてくるであろう。
 
メディアにいるヒトは入ってきた情報を脊髄反射のごとく瞬時に右から左へ流すのでなく、自分の頭で咀嚼して書いていただきたい。
<引用はご自由に>

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この記事に対するコメント

お返事ありがとうございます。
見ていただいたブログの記事ですが、全体的に
プルトニウムの量を矮小化しようと表現している気がして、
なんとなく違和感を感じたのです。
sakuradorfさんの印象をお伺いしたいと思い、書き込んでしまいました。

  • 投稿者: -
  • URL
  • 2011/09/04(日) 20:20:15
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プルトニウムについて

プルトニウム239の量的なことは9月1日私も投稿していて、紹介してくれたブログと全く同じことを書いています。どちらもネブツニウム239の76兆ベクレルはプルトニム239になると2100万ベクレルにしかならないことを書いています。なお、プルトニウム241という同位体があり、そちらは1.2兆ベクレル放出されました。

いつも信頼できる記事をありがとうございます。

ある方がブログでプルトニウムは遠くへ飛ばないと
言ってますが、
ttp://genpatsu.sblo.jp/article/47289931.html

これらの見解をどうお考えになりますか?

  • 投稿者: -
  • URL
  • 2011/09/03(土) 16:14:34
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