福島の子供3765人の甲状腺を超音波検査悪性の変化なし?

  • 2012/02/03(金) 00:57:44

「18歳以下の子ども約36万人の甲状腺検査を進めている福島県は25日、専門家による検討委員会を開き、先行実施した避難区域の3765人のうち、26人に一定の大きさのしこりなどが見つかったが、全て良性だったとする結果をまとめた。検討委座長の山下俊一・福島県立医大副学長は「原発事故に伴う悪性の変化はみられない」と報告した。」

また表などを読むと、5.1mm以上の結節を示すものが26人いたので、一定の大きさのしこりという表現になり、この人数が26人ということがわかった。
一方、嚢胞が20mm以上の子供が1,117人いたがこの所見はがんにならないと判定された。したがって「再検査開始は2年後」という記載があった。
これらを加えると約3割の子供が該当するが、現時点ではがんと判定されなくても、将来がんに移行しないという保証があるだろうか疑問に思った。しかし、次に述べるような理由で2年後では遅過ぎると思った。

エコー検査による画像検査だけで良性腫瘍か悪性腫瘍の判断は難しいように想像する。というのはつい最近の知識はないが、以前は、良性か悪性かは病理学者による組織診断により決められていたからである。
なお、非常に簡便に類推する方法は異常組織部位の倍加時間(Doubling time)であり、この日数は固形がん一般では75日前後と記憶している。

この観点にたてば、もし悪性ならば4−20倍に増殖する半年から1年後の間に再検査すれば明確になるであろうと思った。最悪のケースでは400倍にもなる2年後では遅すぎると思った。
もちろん、どの程度の比率で起こるかなどわからないが、何も知らない、無実の、そして日本の未来を担う子供に起きるということを考えれば、多少の経費や労力を惜しんではならないと思う。<この項、深夜に書いたので今朝起きて若干加筆した。>

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