脱原発および原発推進共にまず中間核廃棄物処理の道筋を!

  • 2012/02/26(日) 12:09:09

原発は「トイレのないマンション」という表現は河野太郎議員のブログで初めて知った言葉の様に記憶している。
建設業者がそんなマンションを建てることはありえない。
にもかかわらず、原子力発電所だけは米・ソ核戦力増強競争時代のバックボーン産業として国策として推進されたためか実行されてしまった。また同時に電力供給という民間への寄与する大義名分もあったためか、基本的欠陥に蓋を被せられたのに、マスメディアも沈黙した。

広大な国土のアメリカでさへ、ネバダ州の最終処分案を地元の反対で白紙になってしまった。
世界で唯一高レベル放射性廃棄物の処分場の決まっている国はフィンランドのオンカロのみである。ここは堅い地層があり、10万年後も想定して高レベル放射性廃棄物の地層処分することになった。
狭い国土で、地震国である日本では最終処分場の建設は難しく、決めることは不可能であろう。 しかし、半世紀ほどの中間貯蔵場所の創設は緊急の課題である。
というのは現在の様に原発の施設の隣に貯蔵することは危険すぎることと、スーペース的にも満杯になるのは時間の問題である。
瓦礫処理問題も全国にばら撒いてミニ原発事故を起そうとしているがこれも再処理し、まず中間施設に保管すべきと思う。
もう8年もたってしまったが、19兆円の請求書という、要するに六ヶ所村の再処理工場を動かすと19兆円かかりますよとある有能な官僚から提示があった。しかし、闇に葬られた。その後再処理工場はトラブル続きで、19兆円ところではない。これらの費用はいずれ誰かが負担しなければならない。何もしなければ我々の子孫が負担することになるのは自明である。

この度原子力バックエンド問題研究会(会長は馬淵澄夫元国土交通省大臣)ができ、核燃料サイクルの撤退を盛り込んだ提言をまとめるということである。
民主党も自民党もそのほかの党も関係なく、党派を超え、志を同じくする者が団結する必要があろう。というのは、これが解決しなければ脱原発も、ましてや原発推進等ありえない。

恐らく50兆円くらいの費用が発生するだろうが、問題を先送りしたところで、傷は深まるだけであり、日本の浮上はありえないであろう。

福島原発事故の影響は年を経るごとに次第に表面化し、20-30年後には、太平洋戦争を上回る被害になるであろうと私は想像している。もう一度原発事故が起これば日本沈没であり、我が国に残された道は古い原子炉から順次廃炉するしかないと思う。それにしても膨大な費用がかかることの決断を一刻も早くする必要があろう。

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hさんへ

hさん返事のブログを一つ間違えていたことに気付きましたので張り替えました。
我々の生活上経験する、燃やすとか、新しい化合物を作るとかいう場合には、原子核は影響ありませんが、原子力の場合は高速度の中性子を衝突させて原子核を壊わすと、質量欠損が起こり、するとアインシュタインの相対性原理により、エネルギーが生じ、そのエネルギーを利用します。
10万年というのは非常に半減期の長い放射性物質の減弱をまつので長くなります。
世界的に見ても、ウラン型原子力発電は終焉の時期を迎えつつあると思います。将来はトリウム型原子力発電に代わっていくように思います。

放射性廃棄物を自然に戻す方法

放射性廃棄物を自然の物質に戻す方法は
まだ確立されていないのでしょうか。?
10万年も地下に貯蔵せざるを得ないのでしょうか。?

もしそうだとすれば、
まさにトイレのないマンションの如く、
原発を使うのは、不適当であり、
放射性廃棄物を自然の物質に戻す方法が
確立されるまでは、
原発を使ってはいけないと思います。

  • 投稿者: h
  • URL
  • 2012/02/28(火) 21:32:34
  • [編集]

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