甲状腺検査結果の報告遅れと過去データの削除

  • 2012/12/22(土) 11:52:38

福島の子供の甲状腺異常はチェルノブイリより異常な早さで進行しており、新しい情報に注視していたが、このところ、一向に新しい情報が入手できない。そこで過去の資料を確認しようと福島県民健康相談室のホームページを開いたら(URLは最下段)、11月中旬ごろまで掲載されていた本年5月から8月中旬までに測定した成績が、何の理由も提示されないまま削除されていた。

このように前進するのでなく、後退しているが誰も危惧を持たなくなったのは、東京にある伊藤病院の子供の小児甲状腺異常率が36%であり、その後甲状腺がんにもなっていないという報告が新聞報道されたので、誰も関心持たなくなってしまったのだろうか?

伊藤病院の甲状腺異常率36%は甲状腺異常を訴える子供の検査結果であり、福島のような全員検査結果と比較できない。更に甲状腺異常者からがんに移行した子供はいなかったことに対しても、子供では100万人に一人とか言われるだけに出なくて当たり前である。しかし、放射線によるがんは芽細胞説が有力であり、進行も早くチェルノブイリでも4年後から多発した。

従って、36万人の子供の一次検査も急がなければならないが、一次検査結果で陽性になった子供の二次検査も1年以内に行うべきと思う。というのは結節が見つかって、病理学診断を行わなければいつまでもたっても癌と認定されない。癌の疑いのある女児の検査結果もシロかクロか未だにはっきりしない。

東日本には被ばくした可能性のある多くの子供がおり、福島の子供の検査を急いで決着を付けておかなければ、4年後になって1千万人弱いる東日本の子供の甲状腺検査は物量的にも無理になってしまうだろう。
子供の甲状腺がんについてはたとえ悪いケースになっても対応できる体制を作っておくべきだ。

福島県民健康調査
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/koujyosen-ketuka2403.pdf

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  • 2013/12/15(日) 12:46:27

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