ヨウ素剤を服用した三春町の子供も甲状腺二次検査へ

  • 2013/02/21(木) 09:16:52

2012年度実施分として、1月21日時点で9万4975人の一次検査が終え、549名が二次検査へと進んだが、その後郡山市、三春町に検査が進み、2月18日時点で更に200人が二次検査へ回ることになった(参考資料1、元資料はおしどりマコさん)。
三春町は国や県からの要請もないのに町独自の判断でヨウ素剤の服用を決定したので、その効果が期待されていた。それにもかかわらず二次検査へ進む子供たちが出た。

安定ヨウ素剤(ヨウ化カリウム、pottasium iodide)は理論的に被ばく前に服用することが必要であり、服用のタイミングが遅れた可能性もあるかも知れないが、詳しい事実関係がわからないので現時点でのコメントは暫定的なものになってしまうが。

今回のような水素爆発により事故を知るようでは遅すぎるといえよう。というのはヨウ素の沸点は184℃と低くく、セシウム(674℃)より早い時期に放出されることから、セシウム規準の判断では遅すぎてしまう。
実際今回も水素爆発前にも配管漏れによる高濃度の放出があったことが随分後になってわかった。
今後、三春町でのヨウ素131のプルームの分布状況や服用した時期との時間差などに関する正確な情報がえられることによって真実が明らかになろう。いずれにしても安定ヨウ素剤の服用タイミングは非常に難しいことが示唆された。

タイミング重視という視点に立てば、各家庭に配布しておかなければ間に合わないだろうし、服用規準を小児では10mSv規準レベルまで大幅に下げるとか、服用の指示をするのに、日本独特の会議システムではヒトを集めるだけで時間ががかかり遅れてしまうだろう。結局、各市町村長にまかせるしかないようにも思える。
原発を再稼働するならばその前に徹底的につめておくべき事項であろう。

参考資料1、Fukushima Diary
http://fukushima-diary.com/2013/02/additional-200-children-to-have-re-examination-of-thyroid-in-fukushima/
<1時間16分頃まで早送りして聞いてください。おしどりマコさんの話が聞けます>

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  • 2013/11/26(火) 12:55:00

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