マグネシウム合金電池などの実用化を急ぎ、安全で安価なエネルギーを

  • 2013/03/18(月) 16:54:15

今日の東京新聞24面に、東北大学未来科学技術センターがマグネシウムを利用した燃料電池を開発した。マグネシウム合金+太陽光=夢の電池との見出しもあった。同センターの小浜教授は「太陽光によるエネルギー循環型社会も夢ではないと意気込む」との記事があった。この記事を読んで素晴らしいことだと、同教授が意気込むことが良く理解でき、社会への貢献という点ではノーベル賞以上のものになるであろうと思った。その概要を次{ }のように整理してみた。

{プラス極はマグネシウム合金であり、これは産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発済みの「難燃性マグネシウム合金」を利用する。この合金は空気中の酸素と結合して酸化型に変化する過程でリチウム電池より5倍の電力を発生する。試作品の電池で小型テレビを30時間見続けられた。しかも使い切った電池(酸化型マグネシウム)は直径1.5mの凹面鏡を、太陽光に当てることにより10分ほどで元のマグネシウムに還元できた。}

マグネシウムは2価の金属なので、安定性があり、扱いやすいだけでなく地球上にも豊富に存在している。一方、一価の金属であるリチウムは反応性に富み、過電流が生じやすいことはボーイング機の運航停止問題でも明らかであり、かつ希少金属で高価だ。

試作段階での検討で其の優位性は確認されており、後は大規模化の実用検討であり、世界をリードすべく急ぐべきだ。

高速増殖炉も核融合型ネルギーも60年以上の歴史にも拘わらず、進展がなかっただけでなく、人類に対する危険性が次第に明らかになってきた。高速増殖炉や核融合の研究に金を使うのでなく、マグネシウム電池の実用化などを急ぐべきだ。

日本には上じつ以外にも、筑波大学による藻からのオイルの大量生産、九州大学による海上筏式WINDS型風力発電など有望な分散型、安全、安価な新規エネルギーの試作段階を終えたものがあり、実用化に注力するならば、わが国におけるエネルギー問題が解決するだけでなく世界をリードできるだろう。

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