南相馬市で壮年層(35-64歳)の脳卒中3.4倍(暫定的数値)増加

  • 2013/05/08(水) 19:53:31

南相馬市立総合病院の及川友好副委員長(脳神経外科医)は衆議院、震災復興特別委員会(2013年5月8日)に参考人として出席し、タイトルの発言(参考資料)をされた。

脳卒中について東大の国際衛生学教室と一緒になりデータ収集解析をしており、暫定的な数値と断りながらも65歳以上は1.4倍、壮年層は3.4倍に増加した。従って、脳卒中は高齢者よりもむしろ働き盛りのヒトに起こり易いことが示唆され、深刻さが浮き彫りになった。

昨年春の日本循環器学会総会において東北大学循環器内科学の下川宏明教授は東日本大震災後、宮城県内から東北大に搬入された救急患者では脳卒中、心不全や急性冠不全症候群そのほかが有意に増加したと報告(2012.3.23ブログを参照ください)があり、その報告を詳述した。

更に先月、岩手医大の調査により岩手県沿岸部で昨年度に較べ今年度は脳卒中患者が5倍に増えた旨書いた。
なおこの時のブログ(2013.4.6)には脳卒中の起こるメカニズムについての考察と引用文献も記載しました。

以上のように東北地方では東日本大震災の直後だけでなく、昨年度より今年度と脳卒中患者が時間経過に従い増加していることから、放射性物資による影響の可能性が高まっているようにも思えるが、原因究明と対策が急がれる。

東北大の報告では脳卒中だけでなく、心不全、急性冠不全などの心臓病関係の有意な増加の発表があったので、岩手県や福島県における心臓病の発症につぃての報告にも興味を持った。

参考資料 (youtubeで見れます)
http://www.youtube.com/watch?v=QS34wMR6ZBc&feature=youtu.be&t=1m28s

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