日本の土壌放射能測定(2回以降)は無茶苦茶だ!

  • 2011/05/31(火) 12:23:22

放射性物質は地表に積もるので地表表面で測るのが合理的である。測定を手動でする場合も計測機を動かすだけで良く簡便にできる。更に、特殊装置を使えば、車や飛行機からも測れるので、広範囲の分布状況も迅速に測れる。世界で一般に行われている方法である。
ところが日本では土地を掘り起こし、測定場所まで持ち帰り、重量と放射能を測定するという手間がかかる方法を採用している。この数値を提示しても単位が異なるので各国との比較もできない。
アメリカのアルゴン国立研究所の核研究者のShih-Yew Chen氏は日本でセシウムのキログラム当たりの数値を、世界で一般に行われている平方メータへ換算(降ったばかりのこの時期ではセシウムが2cmより深くないと仮定)するとき50倍した。
この記事を読んでから私はBq/kgをBq/平方メータに換算するときの係数を50にした。
ところが2回目以降の測定数値は滅茶苦茶だから換算など不可能なことがわかった。こんな数値を公表されたら真面目に考えているヒトほど大きな損害を受ける。

今日の新聞で、原子力安全委員会(斑目委員長)が測定場所や測定方法の改善を提案したとの記事が掲載された。
その内容を見てびっくりした。土壌汚染は限られた範囲で40回以上も試料を採取したために、表層の汚染土地を含まない土地の測定をした可能性もあるので、現在の毎日の測定から1~3ヶ月の間隔に大幅に減らし、各地点でも複数の土地を採って混ぜるようにすべきとのことだった。
こんなことは測定を取りまとめ部署がすぐ気付き、対処すべき内容であった。ロボットが勝手に測定し、人間を介さずデータを公表していたのとなんら変わらないようなことを給料をもらっている人間ができるのか不思議に思った。
原子力安全委員会がこんな些細なことまで助言しなければならないとは何と情けないことだろうと思う。

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