セシウム汚染牛肉報道から生じた疑問点

  • 2011/07/16(土) 19:41:30

南相馬市の酪農家から出荷された牛肉の放射性セシウムが基準値の何倍もあった問題は稲わらが7万5千ベクレル見つかったので原因がわかり、皆安心したようである。
しかし、私には新たな疑問も生じたので、安心するためにもう少し情報が必要と思った。

写真で見た稲わらの束は直径1メータを超える位に見えたものすごく大きいものだった。
これだけ大きいと、例えビニールシートをかけてなくても、放射線粒子が積もるのは表面だけなので平均値が7万5千ベクレルでなく、表面にあった小束がそのような値になったと考えるべきと思った。それと、南相馬市は飯館村方面に向かう高濃度汚染ルートとは外れているとの記憶もあった。
⇒爆発後1週間経たない頃、放射線を大量に含む黒い雨が降り稲束の奥深く浸み込んだとの説を聞きました。そのほか水素爆発以後における累積量も長い時間では相当量になるかもという考え、乾燥した稲わらはゼオライトのように特別にゼオライトを吸着するのではないかなどの考えもあることがわかりました。7/28追加

牧場の牧草には水分が多いが、稲わらのように乾燥させた場合には、非常に大量の水を飲むので、摂取する水の測定値も気になったが報告は未だ一度も聞かない。

もし水に含まれる放射性セシウムの関与がなく、稲わらの平均値が七万五千ベクレルだったケースの場合には、そこの酪農家付近はホットスポット的に、恐らく百万ベクレル/平方メータ以上の高汚染地帯だったと思う。
そうすると牛が稲わらだけで高くなった理由はよくわかる。

しかし、今度は付近の住民の被ばくが心配になる。勿論、枝野長官が南相馬市を訪問した時のような放射能防護対策をして生活すれば別ですが、一般住民はほとんど無防備で生活していたと思う。従って、付近の住民の尿検査や場合によっては全身カウンターによる計測も必要と思う。
<引用はご自由に>

放射能汚泥を肥料にし全国に拡散するな

  • 2011/07/09(土) 01:13:10

焼却灰などからなる放射性汚泥を農水省は肥料として使えば安上がりと考えたようであるがとんでもないことである。
以下そのメリットに対して如何にマイナスの方が大きいかを述べる。

●確かにカリウムは窒素、リンとともに三大肥料のひとつであるが、それだけに植物に移行し易く、すなわち撒かれたセシウムは効率よく植物に移行するので、結果として日本全国がセシウム汚染地帯と看做されるだろう。
茶葉にセシウムがフランス税関で検出されたことから、静岡県産農産物はEUへの輸出が全面的に禁止されるに至った。それから1け月もたたないのでまだ多くの方が記憶していてくれると思う。このように、日本食品が全て輸出禁止になりかねない。

観光客も少しずつもどりつつあるが、今度は日本全体に観光客(老人を除く)が来なくなることである。

まさか、今の時点で全国一律の放射能汚染地帯にすれば発がん率が全国一律になり、発がん訴訟ができなくなるなどと考えた政治家や役人はいないと思うが?

●セシウムだけでなくストロンチウム,プルトニウム(特に3号炉爆発後のルート)も相当混入していると思われる。
ストロンチウム、プルトニウムを測定せずにないなどと想定することは許されるものではない。
例えばストロンチウムは骨に沈着し、生物半減期も約50年と長いので、食べたらベータ線による内部被ばくの影響は一生続く。こんな状態になったら、日本人さへ経済的に余裕のあるヒトは海外へ逃げだすだろう。

以上、経費節減によるプラスは些少でしかない。一方、損出は莫大過ぎて計算不可能である。
放射性物質は全国拡散でなく収斂を基本とすべきである。このことは、私たちの子孫のために、大人がしなければならない責任である。
<引用はご自由に>

お茶生産農家へのセシウム汚染対策提案

  • 2011/06/20(月) 23:08:48

観光客誘致の件で書いているときセシウム137の被害に合い、困っている農家の方々のことを思い、私の知識から考えられることを書いた。
しかし、観光客誘致のところで書いても農家の方の目にも入らないと考え、そのところの文を再度書く次第です。
タイトルも新しくしましたのでお茶農家の方に読んでもらい役立てればと思う。

狭山茶や足柄茶、更には静岡茶にセシウム137が検出された由、ずいぶん広範囲の方が大変な目にあっているものだと思いました。

野菜のセシウム137の我が国の基準値の500ベクレル/kgは決して厳しいものではなくむしろ甘めかと思います。すると基準値近くの値が出た場合には、断腸の思いでも消費者のために破棄せざるを得ません。

今年は大変ですが、今年しっかりと対策をすれば来年はきっと問題ないお茶を出荷できると考え提案します。なお、実験をして実証されたものではありませんがかなりの確度で達成できると思います。

茶葉にセシウム137,134が蓄積した理由:
茶畑に落下した粒子に含まれる放射性粒子にはヨウ素131が多かったが半減期が短いため、結局セシウムの放射能だけが残った。古い葉っぱの上に積もったセシウムは葉から吸収され枝から幹に移行し、新芽の方に移行したと考えられる。なぜ根を考えないかったかというと、セシウムは1年5センチくらいしか地中を移動しないことから根の深さまで達しないであろうと考えた。
二番茶、三番茶と必ず刈りその都度放射能を測れば、もし放射能が減少すれば、古い葉からの移行説を裏付けることになる。もし変わらないか増加傾向が見られるならば根を介しての吸収が考えられる。
来年度になるとセシウムの土からの移行がメインのルートとなろう。

それでまだ土を耕してなければセシウムはまだ表層にあるので、表層の土(何センチかはわからないので現場で放射能を測って決めてください)をはがして1か所にまとめ、別のところに保管しなければならない。この作業の場合はマスクを着用し、土埃を吸わないようにしてください。
もし、土を掘り返してしまった場合はセシウムを良く吸収するヒマワリを植えて(今から間に合うか知りませんが)ください。チェルノブイリ土壌からセシウムを良く吸着する植物の検討は日本人が行っているので、その情報は入手しやすいと思います。ただし、このケースになると2,3年かかりそうな気がします。

今年もいつものように二番茶、三番茶と葉を刈ること。
茶の木の近くの表層土を取り除ければ、来年からはセシウムが100Bq/kg以下の茶葉を出荷できると信じている。
このように今年の作業は大変なだけで収穫がないが、実施すれば必ず報われると思うので頑張ってください。

掛った費用は全て東電なり国に請求するのは当然の権利と思います。セシウムを含んだ茶葉および土の処分も同様に首長なり、国に相談して始末してください。

<引用はご自由に>


生物半減期を考慮したセシウム137の被ばく量の簡易計算法→

  • 2011/05/28(土) 15:17:54

テレビ報道の解説者はセシウムのように生物半減期が110日もあるものでも毎日100Bqの野菜を1kgを1年とっても全然問題ないと説明し、その解説を聞いていると、摂取量と日数をかけるだけであり明らかに体内蓄積の概念が欠如していたのでびっくりした。この間違いはいつか指摘しなければという思いがあった。しかし、指数関数の計算もできる環境にはなかったのでそのままになっていた。半月くらい前に家にある電卓で計算しても近似値を求められる簡易計算法を思い付いた。しかし、私は単調な作業が苦手で、そのまま放置してきた。電卓を用いた計算など風邪で寝込んだ今がチャンスとの思いで計算したしだいです。

設定条件:
 セシウム137を毎日200Bq/Lを100日摂取
<水道水の基準値は200Bq/Lであり、お茶などで飲むだけでなく、味噌汁やご飯など濃縮されるケースもあり、そのほか、野菜、肉、魚など500Bq/kgであることから十分起こり得る量である。>
●セシウム137の生物的半減期100日とする。
  <70日から200日まで幅があったが切の良い数字採用>
●セシウム137の物理的半減期は30年と長いので100日の間では減衰を無視する。
●セシウムの吸収率は100%と見なす。どの文献でも一致

計算方法                          小計
1日目   200Bq                      200
2日目   200 + 前日の残り分200x199/200=  399
3日目   200 + 前日の残り分399X199/200=   597

99日目   200 + 前日の残り分15536x199/200= 15658
100日目  200 + 前日の残り分15658x199/200= 15580
100日目のセシウム放射線量約1万6千Bq               
 
100日目における総線量は約1万6千Bqとなる。
シーベルトとベクレル換算が良く行われるが、この際、物理的半減期は加味されているが生物的半減期は無視されている。

⇒数学は微分も積文も忘れてしまったので上述の近似式を考えたが、微分式で求められることがわかりました。値は近似式の数値とそんなに変わらないのでそのままにしておきます。エクセルなどで自動計算できる機会ができたとき改めて計算します。

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