観光客を戻すには放射性物質の懸念を払拭すべき

  • 2011/07/25(月) 10:11:43

海外から来る観光客が著しく減少し、回復も緩やかである。

観光業界は風評被害で影響を受けていると考えているようだが、5月下旬アメリカのボストン・コンサルティング・グループが訪日渡航者数上位5カ国・地域(中国・香港・台湾・韓国・米国)で訪日観光に関する意識調査を行った。その結果、訪日を控える理由に「放射性物質に関する懸念」を挙げた人が86%に達した。すなわち、このことを払しょくできない限り、回復が難しいことを意味する。

観光客を増やすためには宣伝だけでなく、実際に日本が放射線について世界基準で見て安全であることを数字で示さなければならない。
まず、水、食べ物基準を現在のような原発事故後の非常事態の基準でなく世界保健機構(WHO)基準にもどす必要がある。
また各地を安心して旅行してもらうためには放射線マップを作って置く必要があろう。

今政府が進めている生涯100mSv被ばく構想や放射性汚泥や瓦礫を全国にばら撒く構想は、観光客が300年間来なくても良いという覚悟の上ですべきだ。
<観光客に関係なく、放射性物質を東日本にまき散らした私たちの世代はその責任として、私たちの子孫のためにその放射性物質を原発近辺に集積すべきというのが私の本来の考えです>
更に東京オリンピックで当選するためにはアジアやアメリカより放射線にもっとシビアーなヨーロッパ諸国も説得出来なければ当選など不可能であろう。

ところが基準値以上の放射性お茶や牛肉騒動とは何とお粗末な現状かとあきれる。
<引用はご自由に>

奇形植物:行政職者は学問的事実を根拠なく否定できない

  • 2011/07/24(日) 14:57:24

福島県北部地域で竹の葉が変色したので今まで経験したことのない人たちが放射線の影響は考えられないか県に問い合わせたところ変色は樹木の紅葉に当たるもので放射線の影響ではないと返答した。滅多に見られない春に黄色に変色した理由が病害虫とか有害物質とか説明できる根拠があればよいが、なくして否定はできない。否定するなら今年何故起きたかの理由が要る。
何故なら下記する実験的事実は衆知だからである。

米国の遺伝学者マラー博士がエックス線をショウジョウバエに照射して遺伝子突然変異の発生することを実験的に証明したのが1927年のことであった。この発見がその後の遺伝学に大きく貢献した功績によって、彼は1946年ノーベル賞を受けている。
スタッドラー博士がトウモロコシで同じようにエックス線照射によって突然変異を起こさせることができると発表したのは1928年のことだった。これらの研究から農作物の新品種を作るために放射線を照射することは半世紀以上に亘り行われてきた。
メディア関係者、役人、政府関係者が、例えこのレベルの知識がなかったとしても、上述の記述が正しいか否かは遺伝学者や品種改良をしている各地の農業試験所の方に尋ねればわかることである。

放射線による遺伝子障害は一番起こりやすいことであり、異常植物の発生は過去ほとんどすべての放射線事故で起きてきたことなので否定するにはそれだけの根拠を示すべきだと思う。

インターネット上にあった報告についてなるほどと思ったいくつかのURLを勝手ですが紹介させていただきます。
●桜の花、おしべが花弁になる
http://blogs.yahoo.co.jp/ykawasaku/13530122.html

● イチョウの若葉の奇形。葉の中央に深い切れ目が入り、蝶の羽のように見える。
http://twitpic.com/4tp9bg

●(2011.5.5)若芽が縮れ、 異様に細長くなっているナンテン。
http://twitpic.com/4tl969

<引用はご自由に>

酪農家の方へ、尿から簡単に肉の放射能計算可能

  • 2011/07/23(土) 18:41:48

牛のセシウム137の半減期は60日なので、牛の体内に存在する全放射性セシウムの1/120ずつが毎日尿中に排泄されます。従って、尿中の放射線濃度を測定することにより、比例計算で簡単に計算できますので説明します。

式は次のようになります。

牛肉(ベクレル値/kg)X牛の体重(kg)X 1/120
=尿排泄量(L)X 尿の測定値(ベクレル/L)

牛の体重測定が必要(推定も可能,想定より少なめにしてください)
牛の1日の尿排泄量必要(雄、雌どちらが測定しやすいかも知りませんが)
         (測れない場合通常より2割位多めにしてください)
尿の放射能測定(水を測れるタイプが必要)
牛肉のベクレル値/kg(これが求める値)

次に具体的に計算するために次のように仮定してみます。

牛の体重は500kg;1日に排泄する尿量は2L;尿の放射能は20ベクレル/L
すると牛肉の放射能値(ベクレル/kg)次のようになります。

牛肉推定値(ベクレル/kg)=120/500X2X20=0.96X10=96ベクレル/kg

この計算では誤差(胆汁から便に移行する割合を無視しています)もありますし、私自身アメリカの基準170ベクレル/kgの方がより安全性が高いので、これくらいを目標に設定されておけば万一高い方に振れても日本の基準内に収まるであろうと思います。

もし高い場合60日たてばセシウム濃度は半分になります。ならない場合には餌もしくは飲み水から放射性セシウムあるいは環境中(舐めるなど)から摂取していることになります。

茶葉とか以前考えたこともありますので、農家の方という分類も作りました。
<引用はご自由に>

エネルギー省原発記事監視予算を福島の子供に使え!

  • 2011/07/23(土) 08:02:26

経済産業省資源エネルギー庁は原発に関するメディア情報を監視するために、東電勝俣会長が非常勤理事を務める財団などに過去1億3千万円を外部委託費として使ってきた。
⇒原発安全神話はこのような監視機構によって支えられてきたかと思うと、恐ろしいことである。こういう予算はゼロにして津波対策に使っていたならば今回の事故そのものが起こらなかった。実に残念無念である。
また推進者が反対者を監視するなど言語道断であり、民主主義そのものが成立しない。資源エネルギー庁は推進役の経産省から分離されなければならない。

今度は本年度震災に伴う第一次補正予算に「ネット上の不正確一般競争入札に付されたのは、「原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)」。
この仕様書の“事業目的”は次のようである。

「ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する」

まるでネット上には不正確な情報が溢れていて、それを正すために『Twitter』やブログの投稿を監視する業者を入札するように読めるのだ。
⇒放射能牛肉についても放射線測定機を十分に揃え、実態を把握するのが先決だったのに、風評被害を心配したのは順序が逆だった。今測定機不足で対応もできないのではないか。

入札を実施した資源エネルギー庁の真意は何処にあるのだろうか?
の質問に対し原子力発電立地対策・広報室の担当者は次のように話した。

「ネット、特に“Twitter”では、福島県に行くと被ばくする、といったことや、他県に避難した子どもがいじめに合うといった情報が流されています。そういった情報に触れて不安に思う方がいらっしゃるので、そういった風評被害をなくしたい、と考えています。そのために、正しい情報をQ&A形式でまとめてHPに掲載することを検討しています。」

⇒先進国でツィターまで監視する国があるとは聞いたことがない。また子供のイジメ問題と資源エネルギー庁と何の関係があるだろうか?
こんなお金は即刻廃止し、福島のこどもの放射線対策に使えと叫びたい。

今週くらいから補正予算に伴う監視も始まったようであり、私のブログも調査対象になることは承知している。しかし、これからもエビデンスに基づいた考察に影響を与えることは全くない。
<引用はご自由に>

生涯摂取上限100mSvの意図はなぜか?

  • 2011/07/22(金) 23:17:47

食品の放射性物質の影響について検討している内閣府食品安全委員会の作業部会は21日、人体が受けることのできる放射線量の目安について、生涯摂取量の上限を100mSvに制定へ、会合で座長案に合意したとのことである。5歳までの小児は成人より影響を受けやすく可能性があるとし、規制の値に留意する必要があるとの意見も一致したとのことである。
なお、この検討の際にはチェルノブイリ事故の文献も取り上げられ検討したとのことだった。

現行は食品だけで5mSv/年を基準に考えている。新案では、更に直接被ばくも含み、しかも生涯ということなので、100/50年間=2mSvとむしろ厳しい基準になるのかと想像して、先に投稿したが疑念が生じたので破棄し書き改めることにした。

冷静になって考えてみると、現在基準値以上の牛肉問題で困っているので、過去してきたように基準値引き上げの、方策として考えたようにも思えた。以前書いたこともあるが、基準値を引き上げれば、とたんに後は基準内だから安全だと主張できる。

もう一つの問題は直接被ばくまで合算すれば一般人でも年間20mSvを超えるヒトが出てきたので生涯100mSvに引き上げようとしているかもしれない。そうしてもつかのもの時間稼ぎにしか過ぎない。
しかし、5年間100mSvの被ばくは直接被ばくではない。半分内部被ばくと仮定し、10倍すれば合計550mSv、更に赤ちゃんは10倍すれば5500mSvとなり大変な事態だ。
もっとショックなことは先日来日したバスビー教授は内部被ばくは直接ひばくの300-1000倍の影響があるとのことだった。この計算はしないが後8年もすればどの説が正しかの決着はつく。

生涯という言葉は安心感を与えるが、極めてあいまいで、年齢によっても変わるが、非常時のこの時期だけは特別扱いにしてしまって、その時期が過ぎれば厳しくするという風に恣意的な運用も可能になってしまう。
個々の食品の基準値設定に老人も子供もまじった極めて幅広い数値がある場合でも基準値を幅では示せないと思う。
現在の5mSv/年は内部被ばくであり、直接被ばくに比べたら影響ははるかに大きい。またこの値は原発事故直後ということからICRPが提言したことであって、平時ではもっと低い値にもどす必要がある。

また生涯に受ける被ばく線量を想定して食品の安全基準を決めている国など、世界をみわたしてもどこにもないと思う。

また検討会の議事録を最後まで読んだら、最後の方に広島・長崎被爆者で固形がんのリスクが増加したのは被ばく線量が125mSvの文献という記事があった。
食品基準値設定という内部被ばく問題に、全く違う広島・長崎原爆の外部被ばくの議論は不要である。
以上のことから、頭の良い官僚が100mSvは安全という風に国民を洗脳するために考えついたように思えた。

食品基準をいじるより、観光客をとりもどすためにも、水の基準を、WHO基準の10ベクレル/Lに早急に戻してほしい。

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