IAEA報告書で1−3号機溶融貫通の可能性を言及

  • 2011/06/08(水) 10:32:57

昨日福島原発の開示はいきつくところまできたかとの思いで纏めた。
ところが今日の新聞に、IAEA宛の報告書で1−3号機溶融貫通(melt-through、核燃料の入っている圧力容器の底に穴が開きウランも下の格納容器に落ちること)という言葉が使われていることを初めて知った。海外宛報告書に溶融貫通と書くことは既に相当な議論がなされた上での結論であると思う。何故、今日まで公表しなかったであろう。
このような国民に対する隠ぺいに対し、メディアの厳しい言葉がなかったことは共犯と思われてもしかたがないであろう。

このような小出しの効用は燃料棒の一部が崩れ落ちただけなので冷却水の循環装置が回復すればという希望を与えながら徐々に真実を明らかにしていくことでパニックを防ぐ効果はあった。しかし、現場で真面目に働く作業員をはじめ多数の国民を惑わせ、海外の信用も失い、何よりも国民の信頼を失った損失は大きいと思う。

しかし、次のケースでは情報隠しは即実害に繋がる。今日の新聞(東京新聞22面)に福島第一原発から約30キロ離れた浪江町の主婦が、電話が不通で屋内退避の連絡もないまま3号機が爆発した時間帯も屋外で作業していた。翌日顔が赤くなり、目が腫れ、鼻血も出たとの記事があった。3号機はプルトニウムを原料にしており、爆発により、空気は超音速の速度で上昇し、多数の燃料棒を空中高く巻き上げた。現場近くではセシウムだけでなく、ストロンチウム、プルトニウムに被ばくする可能性がある。
従って、住民を守るということができなかった行政当局者は責任上もホールボディカウンターで内部被ばくの検査をし、住民を安心させていただきたい。6月4日付ブログで河野議員,内部被ばく測定機を生徒に提案に賛成と書いたが。生徒は昼で社会人は夜という分け方もあろう。行政当局者は住民を救うという観点で仕事をすべきだ。
<引用はご自由に>

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